私たちは家づくりにおいて「 やらないこと 」を決めています。
これは私たちが家づくりにおいて大切にしていることと=(イコール)です。
新建材ばかりを使った家はつくりません
合板フローリングやビニールクロスなどの新建材。工場で生産された材料は寸法などの狂いもなく、現場での施工もしやすく、完成後のメンテナンスもラクと言われ、とても便利な材料として日本の家づくりでは長い間重宝されてきました。
ただ その材料たちは「~風」の材料であり土に還らない材料です。
施工性やコストを重視した材料ばかりを使った家づくりより、土に還る自然な素材を使う手間をかけた丁寧な家づくりを私たちは大切にしています。
完成後もツルツルの素材でメンテナンスが要りません・・・ではなく メンテナンスが出来る素材、そしてメンテナンスを愉しめる自然な素材での暮らしを愉しんで欲しいと思っています。
工期の短い家づくりはしません。
ハウスメーカーの採用しているプレハブ工法の家など、着工から2か月や3か月で完成する家も少なくありません。
ただ 私たちの家づくりはそうではありません。打ち合わせ、プラン、設計に時間をかけた家はつくるのにも時間がかかります。
時間をかけて丁寧につくるのが私たちの家づくりです。工期ばかりを重視する家づくりはしません。
相見積もりはしません。
見積もりはその作業も非常に時間がかかるものです。
また見積もりに入るまでも、時間をかけてプランや仕様などの打ち合わせを重ねてそれから見積もりに入っていきます。一点一点違う住まいであるからこそ丁寧に時間をかけて打ち合わせと見積もりをするのが我々の家づくりのスタイルです。
そういった理由からすぐにプラン、すぐに見積もり、そして相見積もり前提でのお話はお受けしておりません。
私たちは小さいことはメリットだと考えています。
私たちは小さな会社です
小さな会社だから私たちが打ち合わせ、設計、現場管理、アフターまですべてを一貫して行っています。
大きな会社のように営業、設計、現場管理、アフターと各担当がわかれていないことが私たちらしさであり、小さな会社のメリットだと私たちは考えています。
小さな建物への想い
埼玉県にヒアシンスハウスという建物があります。
立原道造という詩人であり建築家が考えた週末小屋
そのスケッチを元につくられた公園に佇む小さな建物です。
形も間取りもとにかくシンプル
そしてちょうどいいスケール感。
各素材にこだわってつくられている建物です。
必要以上の広さは要らない、でもとても上質で丁寧につくられた小さな小屋
私たちの理想とする住まいの一つの形だと思っています。