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印象に残ったコトバ

今日は昨年非常に印象に残ったコトバについてご紹介!

昨年 福岡商工会議所主催のスポーツライターの二宮清純さんの講演会にいってきました。
そこで、ものすごい印象的で未だに強く印象に残っているフレーズがあります。

「 勝つリーダー 負けるリーダー 」 と言う題名でリーダーについての講演でした。

Jリーグの初代チェアマンの川淵さんの話です。
その昔、日本にプロのサッカーリーグをつくる、つくらないの議論をしていた場でのこと

日本にはやはりプロ野球という絶対的な存在があったので
当時のサッカー協会の幹部は、前例がないとか、時期尚早などと、なかなか話が前に進まなかったそうです。その時、川淵さんは自分よりはるか年上の先輩の理事達を前にしてバン!と机をたたいて立ち上がり、言ったそうです。

「時期尚早と言う人間は、 100年経っても時期尚早と言う。前例がないと言う人間は、 200年経っても前例がないと言う」 

「そもそも時期尚早と言う人間は、やる気がないということなんだ。でも、私にはやる気がありませんとは情けなくて言えないから、時期尚早という言葉でごまかそうとする。

 前例がないと言う人間は、私にはアイデアがないということなんだ。でも、私にはアイデアがありませんとは恥ずかしくて言えないから、前例がないという言葉で逃げようとする。

 大体仕事のできない者を見てみろ。自らの仕事に誇りと責任を持てない人間を見てみろ。次から次へと、できない理由ばっかり探し出してくるだろう。仕事というものは、できないことにチャレンジをして、できるようにしてみせることを言うんだ」

こうして Jリーグはスタートしたそうです。 この川淵さんの一言がなければ、ワールドカップも、今のように数々の選手が欧州で活躍することもなかったことでしょう。

二宮さんの講演の中で、このフレーズを聞いた時はゾクゾクっとしましたね。感動しました。本当にすごい人です。すごいリーダーシップです。

やはり チャレンジはものすごく大事だなと思います。 この二宮さんの講演では、他にもビビっとくるようなすごいフレーズが何個もあったので、またご紹介したいと思います。