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山の季節です・・・・

山の季節っていっても山登りの山じゃありませんよ。山登りは梅雨真っ盛りだから季節ではないですよね。博多山笠の山です。7月15日早朝がフィナーレの追い山です。

私、実は2回ほど出場した経験があります。山笠に熱中する人々を 「 山のぼせ 」 なんて言ったりするんですが、私が前職のときにとてもお世話になっていた代理店さんが正にその「 山のぼせ 」な人の多い代理店さんでした。私はそこのバリバリの博多っ子の部長さんの紹介で出場させてもらうことになりました。
2年連続で出場した2年目は、2日間だけの限定参加でしたが、1年目はなんと2週間フル参戦しました。やはりフル参戦した1年目の方が内容が濃く、そして感動も大きかったのを覚えています。博多山笠は7つの流れにわかれているのですが、その7つの流れが更に町内毎に細かい集まりにわけられています。言わば町内のお祭りごとが集った祭り、しかも福岡市でも博多区限定のローカルなお祭りなんですね。
ただ、博多っ子、というより福岡の人にはすごく人気があります。毎年日本一の人出を誇るGWのどんたくなんかは福岡外からきた観光客向けのお祭りです。山笠は福岡の人達のためのお祭りなんですよね。

私が縁あって2回ほど参加させてもらったわけですが、一番印象に残っているのがその強烈な縦のつながりです。先輩が絶対なんです。走ったあとに皆で食事をするのがならわしなのですが、配膳方法から、お酒の注ぎ方から飲み方まで全ての作法が先輩が絶対というのを基本に成り立っています。私も部活での先輩後輩や会社に入っての先輩後輩の関係は体験はしていますが、当然そこまで強烈な縦の関係ではなかったので、それを体験する事ができたのが一番印象に残っています。

色々な会社につとめる友人に話を聞くと、ゆとり教育などと言われた時期の学生が新入社員として入社してきています。その新人をどう教育していくかというより、どう気を遣いながらうまくやっていくか・・・・みたいな考え方になっているみたいです。何か違うよな・・・ と思いながら・・・・

先輩を尊敬する心、敬う心は大切ですよね。

博多祇園山笠公式ホームページ
福岡県外にお住まいの方もNHKの衛星放送で中継があったと思いますので機会あればご覧になってみてください。15日早朝です。熱いですよ~~ 私が出場した時は追い山本番の日はまだまだ真っ暗な深夜2時ごろに起きて活動開始でした。

ぬまでした