イニシャルかランニングか・・・・・

2011年11月9日

今日はコストのお話です。

自然素材って値段が高いんじゃないの？？？よく聞かれる質問です。
そんな時にお話するのがイニシャルコストとランニングコストの話です。

例えば無垢のフローリングと合板フローリング

言うまでもなく合板フローリングの方が安いです。
ただ、合板フローリングは年月が経つとキズがつき、補修もできないのでいずれ張替えということになります。

無垢のフローリングはどうでしょうか・・・・
無垢のフローリングも当然キズは入ります。でもそれは紙やすりなどで表面を削れば補修もできます。
そして何よりそのキズや汚れなども味として楽しめるのが無垢材の魅力です。当然張替えもいりません。永く使い続けられます。

最終的にどちらが安くなるか・・・そしてどちらがいいか・・・・

壁材も一緒です。
汚れてキズが入ったら張り替えるしかないビニールクロスと汚れたりキズが入ってもそれも味として楽しめる布クロスや珪藻土などの自然素材。

家作りをする上で大事なコストの考え方。
いかに安くあげるかというイニシャルコストの考え方になりがちですが
それだけでなくランニングコスト、そしてそれが将来生む価値まで考えることが大事です。

私達はそこを第一に考えて色々な材料をおススメしています。

目先のコストより先の事を考える。

内装材だけでなく外壁材や断熱材や給湯器など、あらゆる材料を選ぶ時に重要な考え方です。

ぬまでした