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後悔しない家作りのために①

手順を間違うから、夢を削ることになるのです
後悔しない家づくりのためには・・・

まずはファイナンシャルプラン!!

自己資金と年収を元にしたローンの借入額で家作りの予算総額を決める。そして土地代と建物代の予算配分を考える。これがファイナンシャルプランじゃないの?って思われる方もいらっしゃると思います。

それはファイナンシャルプランではありません。ただの家を建てるための資金計画です。
資金計画の前に、まずはファイナンシャルプランからスタートしないといけません。
ファイナンシャルプラン、それはご家族の夢や、ご家族のこれからのライフプランのためにかかるお金をプランニングすることです。家づくりをはじめる上でとても重要なスタート地点です。

殆どの方はローンを組み入れての家作りとなります。ということはローン支払い期間のご家族のライフプランを考え、そしてそれにかかるお金の検討=ファイナンシャルプランを伴わない資金計画は本来ありえないはずなんです。

きちっとしたファイナンシャルプランすることにより、住宅建設にかけられる予算が確定し、それではじめて資金計画のスタートです。

しかしながら、まだまだファイナンシャルプランが伴わない資金計画がたくさん行われているのが現状です。なぜファイナンシャルプランを伴わない資金計画が行われているか、それはそこまで必要ないと考えている建築屋さんがまだまだ多いからです。

ファイナンシャルプランまでするということは、家作りの費用以外の生活費や教育費などの色々な費用を具体的な金額として目にふれることになります。そうすると家作りにかける予算を削るお客さんもたくさんいらっしゃいます。それを売り上げが減る、都合が悪いと考える建築屋さんもいます。

そんな建築屋さんにとってはお客さんがローンをいくら借りる事ができるかが重要なんです。できるだけ多くのローンを組んでもらって大きな売り上げをあげることそれが、そんな建築屋さんの一つの目的になっているからです。

ただ そんな家作りの費用を削る事になるかもしれないファイナンシャルプランですが、それでも家作りのスタートして絶対に必要なものです。

ローンはいくら借りられるかじゃありません。毎月いくら返せるかです。そしてそれは今、毎月いくら返せるかだけでなく、10年ご20年後も毎月いくら返せるか、それがポイントです。

これをしっかりと考えないとどうなるか。
せっかくの夢のつまったマイホームが、後悔のマイホームになってしまいます。
マイホームを手に入れるのですから、当然遊興費をおさえたりなど、多少我慢する必要はあると思います。でも家を建てた事によって家族で食事にもいけなくなった、車も買い替えられない、旅行にも行けない、何も出来ない・・・・

なんで家を建てたんだろう
これなら賃貸住宅に住み続けた方がよかった

となってしまいます。これが後悔のマイホームです。

私は自分とご縁のあった皆さんには絶対そんな思いをして欲しくないと思っています。
家は建てて終わりじゃありません。ただの商品ではありません。

建ててからもずっと長いお付き合いは続いていくものと私たちは考えています。
だからこそ家作りのスタートは10年先20年先30年先を考えたファイナンシャルプランからのスタートであると考えています。