フローリングいろいろ
2019年01月22日
今日は私たちが標準的に使っている無垢フローリングのお話しです。
今まで私たちも色々なフローリングを使ってきました。
もちろんここであげるフローリングは数あるフローリングの中の一部ですが・・・
この記事をご覧いただいている皆さんのフローリング選びの参考になれば幸いです。
Contents
・ 針葉樹と広葉樹の違い
先が尖って細い葉を持つ木が針葉樹です。松や桧や杉などです。
そして扁平な形の葉を持つのが広葉樹です。ナラ、チーク、タモなどです。
針葉樹のフローリングは柔いのが大きな特徴です。逆に広葉樹は堅いのが大きな特徴です。
・ 堅い方がいい? 柔らかい方がいい?
ここが好みもあるので非常に難しいところなんですよね。
まずは堅い良さ。傷が入りにくい。これは堅い広葉樹のフローリングの大きなメリットです。ただ、堅い分針葉樹に比べると触り心地がヒヤっとする部分はあります。
そして柔らかい良さ。表面が柔らかいので肌触りがよく、広葉樹に比べて足が疲れにくいなどのメリットがあります。ただ当然広葉樹に比べると柔らかいので傷が入りやすいということになります。
物事は表裏一体とはよく言ったものでそれぞれのメリットとデメリットがイコールになってますよね。
さて ここからは実際の私たちの採用事例からご紹介したいと思います。
・ 針葉樹
まずは杉のご紹介です。
九州は杉の産地です。熊本や大分や宮崎などが挙げられます。
ちなみにこの写真のフローリングは熊本県の小国が産地です。
そして次は・・・
すみません どちらも杉です(笑)
上の写真が熊本県の球磨地方で採れた杉。そして下の写真が奈良県の吉野で採れた杉です。
産地だったりグレードだったり、あとは材料の厚みだったり幅だったりで全然見た目が違います。
ただ杉を選ぶのではなく・・・〇〇産の杉みたいな切り口でフローリングを選ぶのも面白いかもしれません。実際これは故郷の木だ!!! ということで写真の中の杉を選んだお客様もいらっしゃいます。
次はパインです。
こちらのパインはロシア産です。
杉もパインも経年変化で色が濃い茶色に良い~感じに変化していきます。
木を育てるような感覚で楽しめるのも針葉樹の楽しみ方の一つです。
さて 次は桧です。
これは奈良の吉野桧です。桧も色々な産地のものがありますが、中でもこの吉野桧は桧界の超名門です。
これもいい~色に焼けていきます。
針葉樹はここまで
・ 広葉樹
まずは広葉樹の中では定番中の定番のナラです。
私たちの一番よく使っている無垢フローリングです。
北欧家具なんかとの相性もよく、色々なインテリアにしっくり馴染むんですよね。王道にして定番。ナラでした。
そして次は広葉樹界のエリート!
チークです。赤っぽい色です。
ローズウッド、マホガニーと共に世界三大銘木なんて言われ方もする高級材です。
・ まとめ
針葉樹も広葉樹もそれぞれ良さがあるので選択は非常に悩ましいところですね。
何がおススメですか? と聞かれることは多いのですが、ここはお好きなインテリアだったり、ライフスタイルだったり・・・本当に好みによるところが大きいのでそれぞれの良さを説明させてもらってます。
傷がつきにくいのがいい・・・また北欧のインテリアなどが好きな方には圧倒的に広葉樹のナラをおススメします。
また フローリングに寝転がったりしたいし、また歩いても疲れない柔らかい木がいいというお好みであれば杉や桧などの針葉樹をおススメします。
広葉樹に比べれば傷は入りやすいですが、それも含めて味として楽しめるのが無垢フローリングの良さだったりしますしね。
以上 今日はフローリングのお話しでした。
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