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台風の被害にあった場合の注意事項について

 

この週末・・・台風が近づいて来ています。

不要不急の外出を避ける

また気になっても台風が来ている時に様子を見に行くなどは絶対にしないなどの注意が必要です。

 

先日、台風被害の酷かった関東のある工務店さんがまとめた注意点について転載致します。

参考になることがたくさんあると思います。

 

【 台風被害にあった場合の注意点について 】

・火災保険の風災適応になる場合が多いなので、火災保険を確認しましょう。

(風災オプションには必ず入っておきましょう)

 

・火災保険は「自分の家」に対して入るものです。風災についても自分の家だけが保険対象となります。

自分の家の瓦やカーポートなどが吹き飛ばされてお隣さんなどを壊してしまった場合、「自分の家」の保険ではお隣の家の修理には保険が適用されません。お隣の家は、お隣の家ご自身で入っている保険で直してもらうことになります。

 

・被害状況を細かく撮影しておきましょう。あとで保険を申請する際に必要となります。全体の状況、飛散の状況、飛んだものの状況、家の状況など関係性が分かる写真を出来るだけたくさん撮影しておいてください。

 

・被害の状況を家守り工務店に連絡。出来るだけ早い方がよいです。工務店は緊急性を有する依頼からの対応となりますが、応急処置後は公平を期して、申込順での対応になることが多いのです。

 

・大きな災害の場合には、工務店は当然ながら自分の顧客を優先することになります。飛び込みの依頼はどうしてもその後になってしまいます。主治医(かかりつけ医)と言えるような「家守り工務店」を普段から持っておくべきです。

 

瓦屋さんは台風後に1日で300件の依頼があったとのこと。依頼が遅れると数か月待ちになってしまいます。

騙されないように相見積もりで検討などというようなことも言っているテレビ番組もありましたが、比較検討する時間がかかれば当然修理の時期も後ろにずれていきます。基本的には火災保険対応となるので「相見積」などは考えない方がよいと思います。

 

火事場泥棒的な悪徳リフォーム会社が出てくることも十分に考えられます。実際に昨年の大阪ではそのような業者が荒稼ぎしたと聞きます。

 

今回の関東の台風でも屋根の応急処置としてブルーシートを雑に張って法外な料金を請求する悪徳業者がいたとの報道もありました。

 

良心的な業者であれば、応急処置でいきなり何十万の請求をすることや

最初に何十万もらえたら優先的に修理をしますなどということはありません。

 

台風被害にあった場合、このような詐欺まがいの被害にあわないためにも

安心して家のことを相談できる地域の工務店と普段から関係をつくっておくことが大切です。