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おおらかな心で・・・ 自然素材と付き合う

今日は自然素材とのお付き合いについてのお話

写真は平和の家のロフトです。壁は珪藻土・天井はシナベニヤ・床はナラのフローリングです。

今・・・ 「 普通 」 の家作りとして使用される材料の殆どがビニールクロスや合板フローリングなどです。
ビニールクロスや合板フローリングは価格面、施工性の両面から普及がすすみ、現在の家作りの多くの現場で使用されています。

そんな家作りが普及したせいで
均一なもの、変化のないものが良いとされるのが今の時代の家作りです。

昔の家作りは違いました。
工業製品のビニールクロスや合板フローリングはなかったので
自然素材での家作りが当たり前だったわけです。

そして、自然素材の味のある変化を楽しみながら皆生活をしていたんです。
無垢のフローリングは乾燥すると収縮して多少隙間が出る事があります。
塗り壁はビニールクロスみたいに簡単に張替えができません。

でも 月日が経てば経つほど味が出てきます。自然素材だからです。

工業製品はいつでも新品が手に入ります。
でも月日を重ねて味が出た自然素材は簡単に手に入れることはできません。
それは自然素材をつかった家作りをした人だけが味わえる特権です。

革製品の手入れを楽しみながら、永く永く使うように
家も手入れを楽しみながら、味のある変化を楽しみながら
おおらかな心で自然素材とお付き合いをしてみるのはいかがでしょうか?

ぬまでした